カンムリウミスズメの保護活動


カンムリウミスズメは、ムクドリ程の大きさの小型の海鳥です。絶滅危惧Ⅱ類で天然記念物に指定されています。 5,000~10,000羽と数が少なく、日本近海にしかいないので、日本の固有種とも言えます。カンムリウミスズメは、春先に徳島県南部の牟岐町の海を訪れ、小島の岩陰に巣を造って集団で子育てをします。重要な繁殖地と考えられ、将来に遺していかねばなりません。牟岐の宝物、カンムリウミスズメと共存していくためには、
むやみに船で近づかない、追い回さない。(マナーを守って観察しましょう)
磯で釣をしても撒き餌を残して帰らない。(天敵のカラスを呼び寄せることになります)

むやみに無人島に上陸しない。(天敵のネズミなどを持ち込むと全滅します)
 
などの配慮が必要です。
牟岐の宝物、カンムリウミスズメを守ろう。牟岐の海には「千年サンゴ」もあり、海洋保護区として、多様な自然を遺していく価値があるでしょう

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